夏バテを防ぐためにできるだけ栄養のあるものを取り入れよう。
それが「土用の丑の日」
一般的には鰻を食べる日という認識が強いですが、本来「土用」の意味は
中国五行の由来
五行というのはこの宇宙が作られている要素
木・火・金・水・土
この5つの要素。
全ての現象、物質など物事にはこの5つの要素が当てはめられる。
味覚に対しては、辛さは木、塩辛さは火、苦さは土、甘さは金、酸っぱさは水
季節は、春は木,夏は火、秋は金、冬は水。
その中でどの季節にも振り分けられない土は季節の変わり目として「土旺用事」と呼ばれるのです
「旺」が表すのは「盛んになる」という意味。「土旺用事」は「土の気が盛んになり、事を用いる」ということ。
それを「土用」と呼びます。
具体的に立春、立夏、立秋、立冬直前の約18日間になり、春の土用、秋の土用、冬の土用などあります。
土用の間は土のエネルギーが強まるため、土の神様の怒りに触れないように、土を害する作業を避けること、そして移動などすること、引っ越しや旅行なども避けられてきました。
そして、特に季節の変わり目で暑さで夏バテをしやすい時期は精のつくものを食べるということで「丑」のつく『ウナギを食べるようになったそうです。
エネルギーの変化を感じながら無理をせずに毎日を過ごしましょう